あなたはどのタイプの頭痛でしょうか
頭痛も種類によって「温めた方がよい」「冷やした方がよい」など対策が全く変わってきます。
そのため、適切な頭痛対策を行っていくためには「自分がどのタイプの頭痛なのか?」を把握することがまず大事です。
こちらで頭痛の種類ごとに症状や原因をご紹介しますので、ぜひ確認してみてください。
偏頭痛
若年の女性に多くみられる頭痛になります。
月に1.2回、多い方では週に1回以上の周期で発症することがあります。
・偏頭痛の原因
原因がはっきりとはわかっていませんが、脳の血管の急激な拡張、顔まわりの神経(三叉神経)の炎症によって痛みが生じると考えられています。
アルコール、気圧の変化、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが、偏頭痛を引き起こす要因として挙げられます。
・偏頭痛の症状
頭の片側に起こるズキズキとした痛み。
視界に光が現れる「閃輝暗点」と呼ばれる前兆症状がみられることがある。
吐き気を催し、実際に嘔吐することもある。
光や音に敏感になる。
身体を動かすと痛みが増すことがある。
などが挙げられます。
緊張型頭痛
慢性頭痛の中で、もっとも患者数が多いとされる頭痛になります。
・緊張型頭痛の原因
「首や背中の緊張」と関連が強く、筋緊張による神経、血管の圧迫から頭痛が引き起こされると考えられています。
首肩まわりが緊張する要因としては「猫背姿勢」「骨格のゆがみ」「ストレス」「長時間の同じ姿勢」「運動不足」「眼精疲労」などが挙げられます。
・緊張型頭痛の症状
頭全体の締め付けられるような痛み。
目の奥につっぱった痛みを感じることがある。
めまい、吐き気を感じることがある。
などが挙げられます。
群発頭痛
慢性頭痛の中で、もっとも強い痛みを生じるタイプだと言われています。
多くは若年の男性に発症するとされています。
・群発頭痛の原因
原因はわかっていませんが、体内時計の狂いによる脳の視床下部への刺激から起こるのではないかと考えられています。
2〜3年ごとに1度、1〜2ヶ月程度継続する「群発期」になると、毎日同じ時間に痛みを生じることが多くなっています。
群発頭痛を引き起こす要因としては、生活習慣(飲酒、喫煙)、気圧の変化、ストレスなどが挙げられます。
・群発頭痛の症状
片方の目の奥に走る激痛(目の奥をドリルでえぐられるような痛みと例えられることもあります)
痛みがある方の目は充血し、涙や鼻水が出ることもある。
睡眠時に起こることが多い。
群発期以外では痛みを生じることがない。
などが挙げられます。
タイプ別にできる頭痛対策・予防方法
「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」あなたはどのタイプに当てはまりましたでしょうか。
今度はタイプ別にできる頭痛対策について詳しくご紹介していきます。
日常で簡単にできるものばかりになっていますので、ぜひ実践してみてください。
偏頭痛の対処法
・痛い箇所を冷やす
頭の血管の拡張を抑えるため、痛みが出ている箇所を冷やしたタオルや氷水などで冷やしましょう。
偏頭痛は温めると痛みが悪化するおそれがあります。
・暗い場所で安静にする
偏頭痛は光や音に敏感になりますし、身体を動かすと痛みが強くなることがあります。
痛みが出ている際には、照明を落とした静かな部屋でゆっくり休むようにしましょう。
緊張型頭痛の対処法
・首まわりのストレッチ
首まわりのストレッチ(頭を前に倒して伸ばしたり、横に倒して伸ばしたりする)によって、首肩の筋緊張をゆるめましょう。
入浴後の身体の温まったタイミングで行うとより効果的です。
・目のまわりを温める
蒸しタオルを目の上に乗せて、目のまわりを温めましょう。
こめかみから頭部にかけ、指の腹で円を描くようにマッサージすると、より緊張型頭痛の改善に効果的です。
群発頭痛の対処法
・お酒、タバコを控える
飲酒、喫煙は群発頭痛を引き起こす要因と考えられています。
群発期にはお酒、タバコを控えるようにしましょう。
・生活リズムを整える
体内時計の乱れは、群発頭痛と関連が強いとされています。
寝る時間、起きる時間を一定にして、規則正しい生活を送るように心がけましょう。
全体的な頭痛対策
ストレス、自律神経の乱れはどの頭痛にも関連してきます。
夜寝る際に、足を温め、頭は冷やすようにする「頭寒足熱」の状態にしておくと、リラックスでき自律神経も整いやすくなります。
ラスバル整骨院の施術
当院では、高精度自律神経測定機器などを用いて、頭痛が出ている原因の検査を行い、その原因や症状の出方を判断したうえで、一人ひとりにあったアプローチの仕方を決めます。
頭痛が出やすい方の中にはデスクワークやスマホの操作による眼精疲労が出やすい方、不眠の方など、頭痛以外の症状を持たれているかも非常に多いです。
そのため、身体の使い方やエクササイズ、日常生活に関する指導も併せて行います。
そうすることにより、同様の症状で長期的に悩んだりしないような身体に変化させていくサポートをしていきます。
参考文献
- Felson DT, Zhang Y. (1998) “An update on the epidemiology of knee and hip osteoarthritis with a view to prevention.” Arthritis & Rheumatism, 41(8), 1343-1355.
- Hunter DJ, Felson DT. (2006) “Osteoarthritis.” BMJ (Clinical Research Ed.), 332(7542), 639-642.
- Bijlsma JW, Berenbaum F, Lafeber FP. (2011) “Osteoarthritis: an update with relevance for clinical practice.” The Lancet, 377(9783), 2115-2126.
- Kolasinski SL, Neogi T, Hochberg MC, et al. (2020) “2019 American College of Rheumatology/Arthritis Foundation Guideline for the Management of Osteoarthritis of the Hand, Hip, and Knee.” Arthritis Care & Research, 72(2), 149-162.
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