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腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄症(LSS)は、脊椎の一部である腰部の管が狭まり、神経に圧迫を与える症状です。年齢を重ねるにつれて発生することが多く、主に中高年に見られます。

原因と症状

腰部脊柱管狭窄症の最も一般的な原因は、加齢に伴う脊椎の変性です
脊柱の変性と言っても、椎間板の肥大・背骨のずれ・背骨の変形・靭帯の肥大と様々な種類の変性が考えられます。

症状には、腰痛、足のしびれ、歩行時の不快感などがあります。
特に、腰部脊柱管狭窄症特有の症状としては「間欠性跛行」と言って15分〜30分程度の持続歩行で症状が強く出るものがあります。
この場合、歩くのをやめ数分間前屈みもしくはしゃがみ姿勢で休憩することで症状が和らぎます。

診断方法

診断には、MRIやCTスキャンなどの画像検査が用いられます。これにより、脊柱管の狭窄の程度を確認することができます。

基本的な治療法

治療法には、保存療法(薬物療法や物理療法、運動療法)と手術治療があります。保存療法は、症状の軽減と機能改善を目指します。一方、手術治療は、症状が重い場合に検討されることがあります。

最新の研究

最新の研究によると、リハビリテーションを含む治療法は、腰部脊柱管狭窄症において痛みを軽減する効果があるとされています。

ラスバル鍼灸整骨院での施術

脊柱管狭窄症の原因は“変形”です。このため、変形そのものを治すことはできません。
しかし、変形そのものが治らずとも腰部脊柱管狭窄症による“症状”が改善する症例は数多く診てきました。

①脊柱周辺の筋肉による歪みを改善する

腰部脊柱管狭窄症の方は多くの場合、脊柱の過剰な前弯が見られます。
そのため、整体や鍼灸を用いて脊柱を支える前後左右の筋肉の柔軟性を整え脊柱の可動性を取り戻すことで症状改善につながるケースがあります。
過剰に負担がかかっている部分の負担が軽減し、ストレスを分散させることが可能です。

②腹筋群・股関節周辺筋群の筋力向上

脊柱の過剰な前弯を防ぐために、腹筋群を正しく使えるエクササイズを行います。これはピラティスが非常に有効的で、ただ単に腹筋をつける訳ではなく、適切に正しく使う練習を行います。
腹筋を正しく使用して背骨を丸める動作が可能になることで、身体の所有感が向上し、脊柱の負担が軽減します。

また、腰部脊柱管狭窄症の改善には股関節周辺筋群の筋力向上も重要です。背骨の動きと股関節の動きが同時に動きすぎてしまう運動パターンのエラーが症状を助長しているケースが多く見られます。
背骨とは別で、単独で股関節を正しく動かす感覚を身につけることで症状の改善が見られます。

 

まとめ

腰部脊柱管狭窄症は、加齢による自然な変化の一部です。しかし、適切な治療と生活習慣により、症状の管理や改善は十分可能です。
足の痺れや腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

参考文献
  • “Diagnosis and Management of Lumbar Spinal Stenosis: A Review” – JAMA Network
  • “Management of lumbar spinal stenosis: a systematic review and meta-analysis of rehabilitation, surgical, injection, and medication interventions” – PubMed

 


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