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足底腱膜炎

足底腱膜炎とは?

足底腱膜炎(そくていけんまくえん)は、かかとの痛みの原因としては最も頻度の高いものです。つま先から踵(かかと)まで足の裏を縦に走っている足底腱膜という分厚い膜が踵にくっつくところ(付着部)における炎症です。朝の起床時に立ち上がりの最初の一歩で踵をついた際に強く痛みが出ることが特徴です。
中高年の女性に多く見られ、若い男性のアスリートにも時折見られます。

足底腱膜炎の症状

朝の起床時に床にかかとをついた際に鋭い痛みを感じる人が多く、痛みの発生源となるのはかかとのやや内側よりやや前方の部分です。
起床後は動かすにつれて痛みは弱まることが多く、朝の支度をしているうちに忘れてしまうということもあります。
しかし日中に椅子などに長く座った後に立ち上がった時には再び症状を感じることがあります。

初期のころは運動中に痛いことはあまりなく、運動後に痛みが強くなることが一般的です。

足底腱膜炎の原因

足底腱膜は踵とつま先の間に弦のように張っており、衝撃吸収をしているとされています。ランニングや体重増加などで足底腱膜に多くの負担がかかると、かかとの付近で小さな損傷が起きます。

損傷がすぐに治癒すれば症状は起きませんが、年齢を重ねると治癒が遅れて治りきらない状態になります。傷が生じると生体の反応として血管を増やしますが、血管と神経は対になって一緒に増える性質があるため、足底腱膜のかかとの部分には普段は認めないような異常な血管と神経が増加して過敏な状態になり、するどい痛みの原因となってしまいます。

足底腱膜炎のリスク因子(この項目が当てはまると足底腱膜炎になりやすい)としては
1.年齢 40歳から60歳がもっともなりやすいです。
2.ランニング、バレエダンス、エアロビクスなどの負担
3.偏平足もしくは反対にハイアーチ(土ふまずが高すぎる)
4.肥満
5.硬い地面に立ち続ける仕事内容(工場労働や教師など)

などがあります。

病院での一般的な治療

一般的にはリハビリやインソール、痛み止めなどで対処することで改善することが多いですが一部では治りにくく、体外衝撃波治療や手術などを受けている人もいます。

ラスバル鍼灸整骨院での施術

足底腱膜炎は自然に改善する人もいますが、一部の人ではなかなか治りにくい難治性足底腱膜炎となることがあります。難治性の方は1年以上、あるいは数年単位で痛みが続きます。
適切な治療をすれば改善しますが未だに不適切な治療が繰り返されているケースもあり、なかなか治らないで困っている方が多いのも現状です。

整体

痛みや症状を改善するためにリラクゼーションのマッサージではなく、解剖学・運動学的視点から考えられた手技施術を行います。
はじめに行った評価をもとに、患者様の前後左右の筋肉の柔軟性のバランスを整え、筋肉や関節、骨格を本来あるべき理想の位置に戻すための施術を行なっていきます。
また、痛みを引き起こしている箇所にできるだけ負荷を与えないよう、必要に応じて痛みが出ている箇所のまわりの関節の可動域を広げる施術も行います。足底腱膜炎は特に踵に直接つながる足底腱膜の柔軟性を取り戻すことが重要になります。

鍼灸

整体に加え、必要に応じて鍼治療を行います。鍼治療はピンポイントで狙った表層から深層までの筋肉を緩める作用のほかに血液循環を良くしたり、免疫細胞の増加・活性化に作用があります。
鍼を用いて神経や障害を起こしている筋にピンポイントでアプローチをすることで筋肉の緊張を取り除いたり、痛みを抑制させることが可能です。
足底への鍼治療は痛みを伴うため、患者様とよく相談した上で施術をいたします。

ピラティス

整体や鍼灸で身体のバランスを整え、関節の可動域を出した後はピラティスを行います。ピラティスは“理想的な姿勢を学び、理想的な身体の動きを学び、それを一生モノの記憶として身体に沁みつかせる”ために、最も効率的な手段であると考えております。 数あるエクササイズの中から患者様のお身体にあったものをご提案いたします。整体で整えた身体を自分自身のモノとして定着させるために必要であり、根本解決のための鍵となります。足底腱膜炎は特に股関節や膝関節の動きのエラーが見られることが非常に多く見られます。そのため、症状が軽減した場合も根本解決・再発予防を図るために正しい動きを定着させる必要があります。

特殊電気治療

ラスバル整骨院では医療の国家資格を取得している人のみ、取り扱うことが可能な“特殊電気治療機”を設置しております。 6種類の電気刺激モードを搭載しており、様々な施術と組み合わせ、症状に合わせた多彩な治療を可能にします。
炎症症状が強い場合や関節の痛みが強い場合は特殊電気治療器が非常に有効的です。炎症を回復させ、細胞の新生を促すことで最短の回復を目指します。

参考文献
  1. Thomas JL, Christensen JC, Kravitz SR, et al. The diagnosis and treatment of heel pain: a clinical practice guideline-revision 2010. J Foot Ankle Surg. 2010;49(3 Suppl):S1-S19.
  2. Cole C, Seto C, Gazewood J. Plantar fasciitis: evidence-based review of diagnosis and therapy. Am Fam Physician. 2005;72(11):2237-2242.
  3. Martin RL, Davenport TE, Reischl SF, et al. Heel pain-plantar fasciitis: revision 2014. J Orthop Sports Phys Ther. 2014;44(11):A1-A33.
  4. McPoil TG, Martin RL, Cornwall MW, et al. Heel pain-plantar fasciitis: clinical practice guildelines linked to the international classification of function, disability, and health from the orthopaedic section of the American Physical Therapy Association. J Orthop Sports Phys Ther. 2008;38(4):A1-A18.
  5. Riel H, Cotchett M, Delahunt E, Rathleff MS, Vicenzino B, Weir A. Is ‘plantar heel pain’ a more appropriate term than ‘plantar fasciitis’? Time to move on. Br J Sports Med. 2017;51(22):1576-1577.

 

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