呼吸について
人間は呼吸は1日3万回していると言われています。
呼吸が浅くなると
・日中すぐに疲れる。
・寝ているのになかなか疲れが取れない。
・しつこい肩こり腰痛 などなど様々な身体の不調を生じさせます。
呼吸が浅くなってしまう原因としては
・不良姿勢(猫背などの姿勢の乱れ)
・慢性的なストレス
・マスク生活
などが挙げられます。
呼吸の簡単なセルフチェック法(HIgh-Lowテスト)
では自分はしっかりと呼吸ができているのか?
お家でできる簡単なセルフチェック法をご紹介します。
それはHigh-Lowテストです。
やり方は以下の通りです。
お腹の上と胸に手を置き5秒かけて吸い、5秒かけて吐きます。
写真の様に胸部、腹部ともに膨らんでいる、腹部→胸部の順で膨らんでいる方はしっかり深い呼吸ができています。
よくあるNG例①
深く呼吸をした際に腰が反ってしまう、胸部が斜め上に膨らんでしまうパターンです。
このパターンの呼吸をしている方はは反り腰が慢性化している場合や呼吸の仕方が原因で反り腰を作ってしまっている可能性があります。
このパターンの方は呼吸の際に腰を反ってしまう傾向にあるので腰痛を発症しやすくなります。
反り腰の人は腰痛やぎっくり腰などのに繋がる可能性があるので要注意です。
よくあるNG例②
次は深く呼吸をする際にお腹は膨らむけど胸部の上部が動いていないパターンです。
このパターンの方も呼吸の仕方が原因で反り腰を作ってしまっている場合があります。
また猫背や巻き肩などが原因で胸部の筋肉が緊張し、胸部上部の動きを制限している場合もあります。
このパターンの場合呼吸が原因で肩こりを起こしてしまっている可能性があります。
よくあるNG例③
次は呼吸をする際に胸部→腹部の順で膨らむ場合またはお腹が膨らませられず逆に凹んでしまうパターンです。
この場合は横隔膜や腹横筋などインナーの筋肉がうまく使えていない場合が多いです。
インナーの筋肉が使えていないとアウターの筋肉を優位に使ってしまうため腰痛や肩こりの原因となります。
まとめ
本日は呼吸のセルフチェック法について書かせて頂きました。
一度自分がしっかりと呼吸が出来ているのかぜひセルフチェックをしていただけると嬉しいです!
呼吸を深く吸えるようになることで体に様々な良い影響が現れます。
呼吸のセルフケアについてはこちらの記事をお読みください。
2024.01.26
呼吸が自律神経をコントロールする
自律神経をコントロールする呼吸法 自律神経を変動させる要素として、呼吸 血圧 遺伝的要素 BMI(肥満指数) 喫煙 姿勢(寝ている、立っている)が主に上げられます。 上記の内容を見てわかるように、自分ですぐにコントロールできるのは「呼吸」です。 ではどのような呼吸が...
最後までご覧いただきありがとうございました。
ラスバル整骨院 西尾 颯十
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