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ためになる健康のお話

エリートランナーは長寿?超持久力運動と寿命の関係

ご覧いただきありがとうございます。

「激しい運動をすると寿命が縮むのでは?」
「エリートランナーの寿命は一般人より長い?」

このような疑問に対し、最新の研究から トップクラスのランナーの寿命と健康 について解説します。


最新研究:1マイル(約1.6km)4分未満のランナーは長生き?

論文名Outrunning the Grim Reaper: Longevity of the First 200 Sub-4 Min Mile Male Runners
ジャーナル名British Journal of Sports Medicine
発表: 2024年7月
研究機関: カナダ University of Alberta

この研究では、1マイル(約1.6km)を4分未満で走ったトップランナー200名 を対象に、彼らの 寿命と健康状態を一般人口と比較 しました。

研究のポイント

✅ エリートランナーは予測寿命より平均4.7年長生き
✅ 世代別の寿命延長効果 :

  • 1950年代達成者 +9.2年(n=22)
  • 1960年代達成者 +5.5年(n=88)
  • 1970年代達成者 +2.9年(n=90)
    ✅ 極限レベルの持久力運動でも寿命に悪影響を与えなかった

研究者は、「トップクラスのランナーは一般人よりも健康寿命が長い可能性がある」と結論づけています。


研究からの見解:なぜエリートランナーは長寿なのか?

これまで、極端な運動は寿命を縮めるのでは? という疑問がありましたが、今回の研究は むしろ長寿に寄与する可能性 を示しました。

長寿の理由として考えられる要因

1️⃣ 心肺機能の向上(酸素摂取能力の強化が全身の健康をサポート)
2️⃣ 循環器系の健康維持(動脈硬化のリスクを減らし、心疾患を予防)
3️⃣ 代謝の最適化(血糖・脂質代謝が安定し、糖尿病リスクが低下)
4️⃣ ストレス耐性の向上(エンドルフィンやセロトニン分泌の増加)

ただし、研究者は「ランナーの長寿は運動だけでなく、食事・生活習慣・遺伝要因も関係している可能性がある」とも指摘しています。


実際にどのような運動をすれば健康寿命を延ばせるか?

極端な持久力運動をしなくても、健康寿命を延ばすためにできる運動習慣 を紹介します。

▶ 週に150~300分の中強度の有酸素運動

  • 例)ウォーキング、ジョギング、サイクリング

▶ 週2~3回の筋力トレーニングを組み合わせる

  • 例)スクワット、プランク、体幹トレーニング

▶ 過度な負荷を避けつつ、継続することが重要

  • 運動の強度よりも「長く続けること」がポイント

ラスバル整骨院では、持久力を高めるトレーニング指導や、運動後のリカバリーサポートを通じて、健康寿命の延伸をサポート しています。

ラスバル整骨院
栁澤 昂希


参考文献

  • Haykowsky, M., et al. “Outrunning the Grim Reaper: Longevity of the First 200 Sub-4 Min Mile Male Runners.” British Journal of Sports Medicine, 2024, Vol.58, p.717.

ラスバル整骨院では、一人ひとりの症状に合わせた施術やアドバイスを行い、『未来の健康を一緒に創りあげていく』ことを目指しています。

「祖師ヶ谷大蔵駅」北口徒歩1分 / 21時まで診療ラスバル整骨院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷1-9-10-2F TEL.03-6699-4017定休日:祝日 受診時間:午前 10:00 – 13:00 午後 15:00 – 21:00 ※日曜日は前日までの完全予約制〈アクセス〉 小田急線「祖師ヶ谷大蔵駅」北口からウルトラマン商店街を直進し徒歩1分の場所にございます。
時間
10:00 ~ 13:00
15:00 ~ 21:00

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