私たちの健康とパフォーマンスを最大限に引き出すために欠かせないのが「睡眠」と「トレーニング」です。本記事では、日本体育大学教授の岡田隆先生が語る「美しく健康になるための睡眠」と「効果的なトレーニング」について解説します。
睡眠の重要性
睡眠を軽視してはいけない理由
多くの人が食事や運動の重要性を認識していますが、睡眠を軽視する傾向があります。しかし、岡田先生は「1回1回の睡眠を大事にしなければならない」と強調します。
- 食事は1日3〜4回摂ることができるが、睡眠は1日1回だけ
- 1度の睡眠が不十分だと翌日のパフォーマンスが低下し、取り返しがつかない
- しっかりと睡眠をとることで筋肉の成長や脂肪燃焼、仕事の効率向上につながる
睡眠の質を高めるために
良質な睡眠をとるために必要なのは、脳を邪魔しない環境を整えること。そのためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 寝具の選び方
- 枕やマットレスは体を支えるもの。体圧分散が均等であることが大切
- 横向き寝よりも、仰向け寝の方が圧が分散される
- オーダーメイドの枕を使うことで最適なサポートが得られる
- 睡眠環境の改善
- 枕の高さが合わないと首や腰に負担がかかる
- マットレスの通気性が悪いと体温が上がり、寝つきが悪くなる
- 寝る前のスマホ使用を避ける(交感神経を刺激し、脳が覚醒してしまう)
- 徐々に睡眠時間を増やす
- 毎月10分ずつ睡眠時間を増やすことで、無理なく睡眠の質を向上
- 4日間目覚ましなしで寝ることで、自分に必要な睡眠時間を把握する
睡眠の質が低いと、毎日夢を見たり悪夢にうなされることがあります。これを防ぐためにも、寝具や環境を整えましょう。
自宅でできる効果的な「家トレ」
トレーニングの基本概念
「美しい体を作るためには、トレーニングが欠かせない」と思われがちですが、岡田先生は**「食事と睡眠が整って初めてトレーニングの効果が最大限発揮される」**と語ります。
また、トレーニングでは以下のポイントを意識することが重要です。
- 筋肉の収縮と感覚を意識する(筋肉がどこで働いているかを感じる)
- ピンポイントで狙った筋肉を鍛える(適切なフォームが重要)
- 日常動作の中で筋肉を鍛える意識を持つ(階段を使う、つま先立ちで家事をするなど)
男性向け「腕を太くするトレーニング」
多くの男性が「腕を太くしたい」と考えていますが、単に腕を鍛えるのではなく、どの部位を鍛えたいのかを明確にすることが大切です。
- 上腕二頭筋の長頭(外側の山を大きくする)
- 肩を下げた状態で、肘を曲げる「巻き上げ動作」を意識
- 買い物袋を持つときに、手の位置を調整して鍛える
- 上腕二頭筋の短頭(内側の筋を刻む)
- 肩を固定し、しっかりと肘を曲げ伸ばしする
日常生活の中で、買い物袋やペットボトルを使って鍛えることも可能です。
女性向け「二の腕を引き締めるトレーニング」
女性が特に気にする「二の腕のたるみ」。この部分を引き締めるためには、上腕三頭筋(長頭)をしっかり伸ばして鍛えることが重要です。
- 上腕三頭筋の長頭を伸ばすトレーニング
- 腕を高く上げた状態で、肘を曲げ伸ばしする
- ペットボトルやエコバッグを活用し、負荷を調整
このトレーニングを続けることで、二の腕を引き締めることが可能です。
つま先立ちで美しい脚を作る
普段の動作でも筋肉を鍛えることができます。
- 台所仕事のときにつま先立ちをする
- 親指側に体重をかけると「ふくらはぎの内側」
- 小指側に体重をかけると「ふくらはぎの外側」
- 目的に応じた筋肉の使い方を意識する
まとめ:「睡眠」と「トレーニング」の新常識
1. 睡眠の新常識:「寝ろ!」
- 睡眠を軽視しない(毎日1回しかチャンスがない)
- 寝具にこだわる(体圧分散と通気性がポイント)
- 睡眠時間を徐々に増やす(毎月10分ずつ増やす)
2. トレーニングの新常識:「ピンポイントに筋肉を伸ばして縮める!」
- 狙った筋肉を意識して動かす(誤ったフォームでは効果なし)
- 日常生活の中でトレーニングを取り入れる(買い物袋や階段を活用)
- 感覚を大切にする(鍛えている部位の感覚を研ぎ澄ませる)
睡眠とトレーニングを正しく実践することで、健康的で美しい体を手に入れることができます。今日からあなたも、「睡眠」と「トレーニング」を見直してみましょう!
ラスバル整骨院
栁澤 昂希
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