はじめに:その運動、本当に「効いて」いますか?
「筋トレと有酸素運動がいいって聞いたから頑張ってる」
そんな声を患者さんからよく耳にします。たしかに、腰部脊柱管狭窄症(LSS)における運動療法は世界的にも注目されています。
でも、「本当に効果があるのか」を、医学的にきちんと確かめた研究は意外と少ないのが現状です。
今回は、2024年に発表された日本の大規模な多機関共同研究から、LSSに対する筋トレと有酸素運動の“リアルな効果”を読み解きます。
最新研究で分かった「筋トレ+有酸素運動」の実力とは?
📌 研究の概要
- 対象:腰部脊柱管狭窄症の患者63名
- 方法:ストレッチのみの群(32名)と、ストレッチ+筋トレ・有酸素運動の群(31名)にランダムに分けて比較
- 期間:2ヶ月間、週1回の通院+自宅でのホームエクササイズ
- 評価指標:
- 腰痛・下肢痛・しびれの程度
- Oswestry Disability Index(ODI)スコア
- LSS症状スケール
- QOLスケール
📌 研究結果のポイント
- 筋トレ+有酸素運動の群は、ストレッチ群に比べて明確な上乗せ効果は認められなかった
- 両群とも、腰痛・しびれ・QOLスコアは有意に改善
- 複合群では「下肢痛」の改善がやや良好だった
つまり…
「やった方がいい」と言われていた運動療法、実は“万能ではない”という現実
なぜ期待された効果が出なかったのか?
理学療法士や整形外科の視点から見ると、この結果にはいくつかの背景が考えられます。
▶ 運動の頻度と期間の限界
- 今回の研究では週1回×2ヶ月という比較的短期間の介入
- 筋力向上や神経再教育には最低3〜6ヶ月の継続が必要とされるケースも
▶ 患者の重症度や活動レベルの差
- LSS患者の症状や進行度は多様
- 一律の運動メニューでは効果が出にくいことも想定されます
▶ ストレッチの効果が意外に大きい?
- 比較対象である「ストレッチのみ」のグループでも改善が見られた点は興味深い
- 柔軟性の改善や神経の滑走性が症状緩和に寄与した可能性
私たちはどうすればいいのか?
研究結果を踏まえると、重要なのは「個別性」と「継続性」です。
✅ ポイントまとめ
- “誰にでも効く”運動療法は存在しない
- 定期的な評価とオーダーメイドのメニュー設計が鍵
- 一時的な改善ではなく、生活全体を見据えた指導が求められる
ラスバル式|腰部脊柱管狭窄症へのアプローチ
私たちラスバル整骨院では、LSSに対して以下のようなアプローチを行っています:
◾ 評価
- 歩行パターン、関節の可動性、筋力のアンバランスなどを丁寧に評価
- 症状の背景にある生活習慣や姿勢の癖まで把握
◾ 整体
- 筋・骨格バランスを解剖学的に整え、神経の通り道を確保
◾ 鍼灸
- 神経周囲の炎症を抑え、過敏になった痛覚をリセット
◾ ピラティス
- 再発予防のための「正しい動き方」を身につけ、体幹を安定化
◾ 特殊電気治療+栄養指導
- 神経伝達の促進とミネラルバランスの最適化で、神経の再生を後押し
まとめ:科学と臨床の「架け橋」として
今回の研究は、私たちに「医療介入の質を再考する重要性」を改めて教えてくれます。
「筋トレさえやれば良くなる」わけではなく、 「あなたの状態に合った正しいアプローチ」が必要なのです。
ラスバル整骨院では、エビデンスをもとにした多角的アプローチで、 “あなたに本当に必要な施術”を提案しています。
ご自身の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
【未来の健康を一緒に創りあげていく】
ラスバル整骨院 栁澤 昂希
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
10:00 ~ 13:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
15:00 ~ 21:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
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